一昨日のブログで関係代名詞と関係副詞の区別をお伝えしました
関係詞の前にある名詞(先行詞)の種類で判断するのではなくて
そのあとの文のかたちで変わる、ということでした
詳しくは、こちらをご覧ください
基本的な区別ができるようになったところで、
この文を考えてみます
India is the country ( ) I want to visit someday.
( )の右側の形が
完全文なら関係副詞のwhere
不完全文なら関係代名詞のwhich
となります。
どうでしょう?
I / want to visit / someday
(S) (V) (副詞)=文型には含まれない
どこを訪れるのか?という目的語がありませんから
不完全文で関係代名詞のwhich が入ります
(なお、目的格のwhichは省略することが多い)
これは前回のお話の通りです
では、こちらの文はどうでしょう?
Napal is the country ( ) I want to go someday.
I / want to go / someday
(S) (V) (副詞)=文型には含まれない
どこへ行く?という目的語がないから不完全文
って思うじゃないですか?
それが違うんです!
意味で考えるとそうなんですが、
go は自動詞だから目的語はとらない動詞
なんです
これで完全文と考え、ここでは関係副詞のwhereが用いられます
つまり、完全文か不完全文かというのは
自動詞と他動詞の区別ができなければちゃんと理解はできない
ことになります
自動詞と他動詞の区別については、
これまた以前のブログで解説していますので
こちらもご覧ください
というわけで、最後におさらい問題
( )に入るのは、関係代名詞 or 関係副詞?
Togo is the town ( ) I have lived for six years.
答えが気になる方はお気軽にご連絡ください
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