5月の想念寺さんとの再会から始まり、2ヶ月の準備期間を経て実現した「たまゆら琥珀ほっこり会」 たくさんの縁にあずかりやっと実現しました!
きっかけは想念寺の渡辺観永さんからいただいたメール、
「実は知り合いの卵農家の方から、わたくしどもの活動している子ども関連の事業にと卵をいただけることになったのですが、その一部をウクライナの方々がご入り用であればお渡ししたいなとおもいまして」
そして紹介していただいたのが、とっても貴重なたまごのたまゆら琥珀を生産されている長瀬ひとみさん。
そのときの記事はこちら
このときウクライナ避難民の方が大喜びだったので、これは何かイベントをしよう!ということで、熱田区の老舗料亭、賀城園さんの会場をお借りし、今回の企画の準備を進めてきました。
デザイナーさんに作ってもらった「ほっこり」感のあるかわいいチラシ
協賛には多くの方に協力してもらいました。
そして8月2日当日、こんなにも素敵な会場を提供してもらいました。
レシピは、ほうれん草のスープ、たまご入りポテト、そしてりんごクレープの3品
全員で準備を進めます。ウクライナの人たちの手際の良いこと!
中京テレビと中日新聞も取材に駆けつけました
クレープの生地作りは職人技でした!
一から作り上げたこの味はまさに絶品!!
午後は日本の伝統文化を堪能してもらいました。
この企画を実施するのにあたり、本当に多くの方から協賛金をお預かりしました。日本ウクライナ文化協会に全額寄付をさせていただきます。
今回の主旨は、避難民を助けてあげるという姿勢ではなくて、「一緒に同じ目線で参加できる会にしよう!」の通り、本当に素晴らしい会となりました。 ウクライナ避難民も日本人参加者も、子供もお年寄りも、主催者も市議の先生も新聞記者もテレビクルーも…みんながテーブルについて同じ高さの目線で同じ料理を笑顔で食べている風景が、なんとも言えないホッコリした気分にさせてくれました。
いつもたいてい一人で業務を行なっている私は、これだけたくさんの人が関わり作り上げるイベントに携われたことが本当に嬉しくて… このご縁を繋いでくださった想念寺の渡辺観永様、貴重なたまゆら琥珀を届けて下さった虹彩の長瀬様、由緒正しい素晴らしい会場を提供してくださった賀城園様、避難民と私たちの架け橋となってくださっている日本ウクライナ文化協会のナターリヤさん、リューダさん、日本伝統文化を伝えていただいた各団体の皆様、協賛、寄付をいただいた皆様、そしていつも近くで協力をしてくださるクレイン生と保護者の皆様、本当にありがとうございました
ウクライナ避難民が無事祖国の途につき、平和になったその時、ふと今日の交流を微笑ましく思い出せる日がやってくることを祈って...
8月3日(水)の中日新聞にこの日の様子が掲載されました。
〜番外編〜
前任校の愛知中学の文化祭で戦争と平和をテーマにウクライナ避難民のことを知りたいと連絡があり、イベント終了後にインタビューをセッティングしました。
取材に応じてくれたマリアさんの
「最初に取材対応をお願いされた時、またテレビ局の取材か...と思いましたが、こうして日本の中学生に話を聞いてもらえてすごく良かった。」
という言葉にいっそうほっこりした気持ちになりました。
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