私が学校教員として過ごしたのはトータルで16年。その間に4回の卒業生を送り出しました。卒業後も連絡を取ってくれる生徒たちの存在は、私にとっての誇りであり、かけがえのない宝ものです。
この度クレイン英学校を立ち上げ、原田貴之という英語教師がどういう人物で、どんな英語指導をするのかということを少しでも客観的にお伝えするために、かつての卒業生に連絡をとり、協力をお願いしたところ、すでに社会に出て活躍している生徒も、現在大学生の生徒も、多くの卒業生が応じてくれました。
当時のエピソードとともに、「話す・書くといった英語をたくさん使う実践的な授業」「受験の先にある、世界に目を向けさせる授業」といったメッセージが多く、私が授業で大切にしてきたことをしっかり受け取ってくれていたのだと励まされました。
また、卒業生には、高校卒業後、海外に飛び出していく卒業生たちも少なくありませんでした。中にはアメリカの大学に進学する生徒、一年間の長期留学をする生徒、大学在学中に15カ国も訪問した生徒、アジアやアフリカの人たちとグローバルに働く生徒もいます。
今回の新型コロナウイルス感染拡大をうけて、急遽帰国をせざるを得なかった生徒たちは、さぞ無念だっただろうと思いますが、皆一様にポジティブな姿勢であり、彼らのたくましさをとても頼もしく感じました。
今回卒業生とのコンタクトを通して、改めて英語教師という仕事の尊さを実感するとともに、英語の授業を通して、社会に、そして世界に活躍の場を広げていく人たちを育てていきたい、という想いを新たにすることができました。
卒業生のみんな、ありがとう。そしてこの新型コロナが収束して、平穏な日々が戻ったときには、ぜひまたお会いましょう!
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